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2009/03/20

ケヤキ090316

 表皮の裏側を 元側から順番に仕上げていく。万力に挟んで 裏側のカーブに合わせて 鑿を入れる。カーブの一番深い所まで削れたら ひっくり返して反対側から鑿を入れ カーブの一番深い所まで鑿を入れ 最後に カーブとカーブの継ぎ目を整える。そうやって 元口から末口に向かって裏側を整えた後 枝の芯を掘り出す。直径5mmほどの細い芯を丁寧に彫り出す。次に 枝の年輪に合わせて 幹の芯を 3年深く掘りだしていく。かなり細い芯になってしまったが ひょろひょろと曲がりくねっていて 幹の表情と対照的です。

 

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