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2009/03/16

ケヤキ090307
ケヤキ090316

 房と房の間を 房の中の芯と同じ年輪で彫りだしていく。まず両端の部分を細くして それから中心へ移動していく。バイスで房を固定するときは 房を割ってしまわぬよう 少しずつ圧力をかけていく。そして全ての間を細くして とりあえず完成とする。
 続いて 次の小品に取りかかる。次の作品は 細長いイメージの作品。まず 細長い丸太(枝)の皮をむく。この丸太はずっと以前から仕事場に転がっていた丸太らしい。皮とシラタの間に虫が入って シラタの表面に 不思議な模様を作り出している。木口を鑿で均して 年輪を数えると およそ20年の年輪を持っているが、その年輪のちょうどまん中辺りの年輪の一部に 黒い年輪がある。何だろう? 芯を彫りだしていくと 解明されるに違いない。
 次に 丸太の表面を一年分削って 鑿の鱗を着けていく。それから 先端部分を約10cm 細く彫りだしていく。先端の枝は 芯を細くしても残るだろうか?

 

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