先日 車を運転していて ふと思った。自分が すごい作品を見て そういうものの前に立ったとき 「う〜、やられた〜」という気持ちになる。そういう感じが 自分の作品の中に作り出せれば 自分も満足できるのではないか? つまり感覚が 研ぎ澄まされていて よく練られた作品。ちょっとすっとぼけていて あり得ない! 見たことない 「なんじゃ、これは?」という。ちょっと斜に構えていて 感覚の少し違う。結局のところ 見たことのない作品を。じゃあ、具体的にどんな形かというと これがなかなか具体的にならないから 日々悶々としているわけです。ということで 結局 そういうことか。
ところで 制作はというと 元木口の形を整えて その芯を中の芯と同じ年輪に彫り揃える。それから 外壁の裏側に鑿を入れ 面を整える。そして表に鑿痕を入れる。
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