追加注文したプレポリマーとシンナーが届き 再び含浸作業をする。プレポリマーを専用シンナーで3倍に希釈し スポンジでジワジワと含ませていく。赤松は瞬く間にプレポリマーを吸収し その場所が少しずつ濡れ色に変化していく。赤松を少しずつ回転させながら 約3回 含浸をくり返した頃 溶液の吸収が鈍くなり始めた。おそらく 時間をおけばまだまだ吸収するのだろうが とりあえず含浸作業を終了。今回は しっかりと防毒マスクを着用して作業したが それでも仕事場中に有機溶剤の臭いが立ちこめて 頭がクラクラする。
扇風機をフル回転させて 仕事場に風を送り またモッコク080820の続きを彫る。一つ何かを作ると そこからまた次のイメージが生まれる。モッコクの切れっ端で次の小品モッコク080822を彫り始める。
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