角塔婆の仕上げ削りです。頭の角を丸く刻み 1つの角に4カ所 全部で16カ所 鑿で切れ込みを入れる。その後 手ガンナによる削り。少し刃口の広いカンナで粗削りをした後 仕上げカンナで更に平滑な面を出していく。無節ということもあるが こんなにも薄く鉋屑を出せる自分に驚きだ。20年前 秋岡芳夫さんの道具の仕立てという本を読みながら 安物のカンナの台を直して 木を削り始めて以来 やっと鉋屑らしい鉋屑が出るようになった?。