表面に鑿を入れ 鑿痕を整えていく。この作業も3日目ともなると コツを覚えるというか 思い出す。同じ場所に2度鑿を入れることで きめの細かい鑿痕を残せる。1度目の鑿で暴れた繊維を 2度目の鑿が整える。 一通り鑿痕を付け終え 次に 上部の芯の周りの隙間とスリットの間の部分に鑿を入れ スリットと隙間とを繋ぐ。更にその断面に鑿を入れ 角を面取して整える。これにて W寮の桜は 一旦終了。