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2008/01/08

W寮の桜

 16年の年輪を掘り進んできたが 小さな枝の谷間で年輪を見失う。そのまま掘り進めずに 丸太を回転させて年輪の明瞭な他の場所から掘り進めていく。仕上げを想定して鑿鱗を作るように鑿痕を入れる。繊維方向に直角に年輪の導管を削ぐように彫る。そうすることで鑿痕の輪郭に導管の褐色が浮き出て 鑿痕に色のコントラストがでる。しばらく鱗を点けたが 年輪が不明瞭になり中止。年輪を探しながら 導管を気にせずに彫る。

 

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