上の球体と下の球体の間の芯からは 何本か枝が伸びています。その枝の年輪を10年の年輪に合わせて 彫り込んでいきます。幹と違い枝は 年輪をさかのぼる毎に更に細くなり 年輪も不鮮明になってきます。目をこらしてしっかりと年輪を見極めながら慎重に鑿を入れていく。この松が10歳の時 この枝はこれぐらいの細さで伸びていたんだ。