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2007/04/11

家事消費・杉の棚机

 昨日から引き続き Iさんの仕事場の自動カンナ盤を借りて 板の厚みを27mmに揃える。自分の仕事場に持ち帰り 接ぎ合わせる板の木端に 手押しカンナ盤でカネを出す。それから雇い核を作り トリマーで溝を突く。そして一枚目の接ぎ合わせを始める。前回の棚板の矧ぎ合わせでは クランプだけで圧着したら 圧力が偏ったため 板が反った。そこで今度の天板の接ぎ合わせでは 上と下の竿木で挟んで紐で締め 立て木で責めるという マニア必見の雇い核責め矧ぎという矧ぎ方を使います。このとき 紐は無駄なく美しく掛けなければならない。紐を掛けた後 立て板で紐を締め上げていくとミシミシと紐は木へ食い込み 接着剤が接ぎ目からしみ出してくる。さらに紐と紐の間に丸棒を入れ それをぐるぐると巻き上げて責め立てる。さらにさらにクランプで上と下から平均に圧を掛けていくと ぽた〜っとボンドがしたたり落ちる。私は ゴクリと生唾を飲む。って、なんでやねん。

 

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