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2007/01/10

杉杢板の工作

 kさんに聞いたとおり 刃口の修正をやってみる。刃口を一旦広く削り取り そこに樫の木を埋木して刃口を狭めるのである。鉋台の上面と下面に削り取る部分を罫書き 鑿で少しずつ削り取る。斜めに鑿を入れるので 刃口の部分は特に慎重に削らないと 墨を越えてしまう。台が削れたら 埋木用の蟻型のテーパー状の樫の木を用意する。その埋木の角度と幅を台に合わせながら少しずつ差し込んでいく。そして刃口から埋木の先が少し出るようになったら 埋木の先端と台の刃口の部分にだけ湯煎で溶かした膠を塗って接着する。その後 刃口から出た埋木を定規面に揃え 台の上に出ている長すぎる部分を切り 角を面取して完成。膠が完全に乾燥するまで1日置く。
 その後 脚板にホゾを作り その側面をバンドソーで曲線に形成する。

 

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