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2006/08/04

なんちゃって原始人の準備

 なんちゃって原始人大作戦では 火起こしと竹筒炊飯と それからもう一つ 弓矢撃ちというイベントがある。その弓矢ですが 作ったことがあると言っても40年近くも昔の子どもの頃の話です。とりあえずは その準備もしておかなければならない。
 先ずは 適当な長さに竹を切り 竹のしなりを確かめながら竹を割る。ペーパーを掛けて割った面を整え凧糸を張る。試しに竹を裏にして張ってみたら かなりの張力が出たので 竹の表皮を弦の内側にして糸を張る。弓の糸を引いて糸と弦の距離を確かめ 矢の長さを決める。その長さに竹を切り細く割る。約6mm角の細棒を作り 早速射る。矢は勢いよく飛んだのはよいが 弓を支え且つ矢を載せていた左の親指を矢の側面でうすく切った。矢にもしっかりとペーパーを掛けなければ怪我をします。急いで矢にもペーパーを掛け 矢に直進性と推進力を付けるために試行錯誤します。先(矢尻)に釘を着けたり 後にサフランテープを着けたり 先太りにしたりといろいろ工夫して 弓矢の作り方をまとめました。
 ところで この弓矢は実に良く飛びます。子どもの頃 これぐらい良く飛ぶ弓矢が作れていたら 今頃は猟師になっていた?。 とは言え 弓を射るのは子どもです。私が作った弓矢が実際子どもに射られるのかどうか それを確かめておく必要があります。
 

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