トップページwhat`s new?制作現場作品ファイル道具三昧ナリの木about memail展覧会その他

 

2006/07/29

なんちゃって原始人大作戦の練習

 さて 今日も土日返上で 原始人大作戦の練習と実験です。
  今回ひとつめの課題は よりサバイバルな状況での竹筒炊飯です。つまり 仕事場というなんでも直ぐに手が届いてしまう便利な場所で竹筒炊飯をするのではなく 河原という石ころだけの不便な場所で竹筒炊飯することで 竹筒炊飯の真の意味を探ろうというのです。午前中は 竹を切って道具や材料を揃え 午後からそれらを車に積んで 焚き火に適した場所はないかと 多摩川を下っていきました。
 しかし 川沿いに1時間もドライブしただけで 早くもひとつめの課題は 挫折します。「河川敷や河原では 焚き火をしてはならない。」という現実に直面してしまいました。石や土の上で 直接火をおこしてはならないのです。BBQコンロや焚き火コンロだったらよいそうです。しかし 原始人の私は あいにくそういう道具を持ち合わせていません。持ってきたのは 薪だけ。ダメとわかっていてルールを破るのも気が引けますので ひとつめの課題は 断念して仕事場にもどってきました。
 とはいえ まだもう一つの課題が残っています。それは 豚肉の固まりが 竹筒で上手く蒸し焼きができるかという課題です。前回は 鶏の手羽元で無事蒸し焼きを作ることができたのですが 原始人たるもの 肉と言えば マンモスの肉です。さすがにマンモスを料理するわけにはいきませんが 手羽元よりもうちょっと固まりというか 量感のある肉で実験しておいた方がいいのではないか。そこで今回は 豚のヒレブロック300gで実験です。 前回と同様に 仕事場の前の蕗の葉に肉を包んで竹筒にいれ蒸し上げてみました。ちょっと蒸し時間を掛けすぎたため 硬くなりましたが 見事成功です。果実と一緒に蒸すと柔らかくなるのかもしれません。
 それから もう一本 野菜とキノコの蒸し焼きを実験しました。キノコとカボチャをキャベツの葉に包んで竹筒へ。これは蒸し焼き自体それほど難しくありませんが野菜だけの蒸し焼きは 味に深みが無くて今ひとつ食が進みません。改良の余地有りです。
 さて 食材を包む葉っぱですが この他には 葛の葉や 桑の葉 桜の葉等が考えられます。
 また来週も・・・。
 

inserted by FC2 system