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2006/03/10

半田小学校のエノキ

 小雨そぼ降る天気の中 素地調整作業を始める。広い面は 研磨剤を練り込んだプラスチック製のカップブラシで。狭いところは3Mのブリッスルマーガレットブラシの♯80番で。昼過ぎに素地調整を終える。ブロウでホコリを吹き飛ばした後、着色作業に入った。着色剤は ワシン工業のポアステイン。水で2倍に希釈して2度塗りする。色は 播磨平野に降り注ぐ太陽を表現する黄色を ゴールデンイエローにほんの少しレッドを混ぜて作る。しかし見た目にはほとんどまぶしいばかりの黄色である。着色する場所は 表面だけ。最初は金巻の刷毛を使ったが 正円の角に塗料が溜まり垂れてしまう。そこで大塚製刷毛のベンダーというウール繊維の刷毛というか布というか それを使ってペタペタと置いていくような感じて塗っていった。これにより表面以外にほとんど垂らすことなく しかも均一に塗ることが出来て とてもベンダー(便利だ)。上から下へ順に塗り2回目を塗りおえたのは 午後8時を過ぎていた。朝が早い私にとって8時は 深夜に等しい。
 

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