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2006/01/09

半田小学校のエノキ

 第2口の上の枝の中の空間を広げていく。今上を向いている部分は 正円の穴と穴の中で空間が繋がって それが枝の先端まで伸びていった。
制作の途中で宗房の30cm1寸2分深丸の柄が折れる。中子が折れたのではなく口金の上で柄の木部が折れた。ここ数年1寸以上の鑿の発注には 必ず首と中子を太めに作ってもらうようにしている。その効果が現れ始めたということです。鑿の頭を山金さんに送り修理を依頼する。ついでに200匁だるま玄翁の頭も注文した。今も200匁だるま玄翁を使っているが 柄が長く狭い場所や無理な姿勢で叩こうとすると江尻が邪魔をして叩きにくい。少し短めの玄翁が一本あると仕事が グ〜ンとはかどるのになあ。そう思っていたところだったのです。
 

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