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2006/01/06

半田小学校のエノキ

 第4口の上の枝の内部空間を 先の方へ向かってどんどんと広げていく。枝の内部が明らかになってくるにつれ この枝の構造というか生い立ちが見えてくる。この枝は 幹の骸の内壁に骸の口を取り囲むようにしてできた形成層によって作り出された比較的新しい年輪から出てきた枝が生長したもののようである。なぜなら この枝の根元部分の内部には 幹の骸の内壁から成長した形成層と表皮があるからだ。内部の表情を見ながら そんなことを想像する。
 そのあと 第3口から幹に沿って上へ空間を広げていくべく鑿を振るっていると木の内部に 第4口の枝と第2口の枝の股の付け根を発見した。それは 第4口の枝の皮と第2口の枝の皮が2層になって密着した黒い太線として目の前に現れた
 

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