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2005/10/07

半田小学校のエノキ

 さて いよいよ木ポジットコアドリルを使って 穴を穿ち始めます。最初は 紙を貼った円の位置を深さ3cmほどの円の輪郭線の切れ込みを入れる作業から始めます。
 ミヤナガのポリクリックシリーズのコアドリルは ドリルチャックに装着する部分のシャンク、中心穴を開けるセンタードリル、穴の外周をカットするカッターの3つの部品から出来ている。
 最初に開ける穴は4つの開口部です。それらは 100 120 150の正円がいろいろに組み合わさって出来た空洞です。その穴を開けるのに 3種類のカッターをいちいちドリルチャックから取り外したり 取り付けたりしていたのでは手間がかかって仕方がない。そんなとき ポリクリックシリーズの木ポジットコアドリルは カッター部分だけがシャンクから直ぐに取り外せて 直ぐに別のカッターに付け替えられるのです。しかもその性能は まさにプロ仕様。一つの穴をカットしているとき 2つのカッターがそばで待機している。ひとつめの穴を開け終え、シャンクのレバーを下げると シャキン〜っとカッターがはずれる。次のカッターを ガチャッと装着し 円の中心にセンタードリルを当て ドリルを固定し スロットルを握る。その操作は F1のピット作業のように 無駄がなくスピーディー。その瞬間だけ私は 鍛え抜かれたピットのエンジニアになるのである。
 

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