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2005/07/14

半田小学校のエノキ

 エノキを詰んだトラックは 早朝の山陽自動車道を皮切りに 中国、名神、中央を走り抜け 一路東京へ。それにしても 眠い。エンジン音がまるで 子守歌のように 眠くなる。予定より多めに休憩を取りながら ひたすらハンドルにしがみつき 正午 八王子インターを下りた。そう言えば、名神養老のSAでだったか。蝉の声を聞いた。梅雨明けは 直ぐそこだ。
 さて、エノキの荷下ろし。エノキは 思った以上に重かった。仕事場の入り口にクレーンで降ろした後、フォークで中へ入れる手はずだが、重すぎで フォークの後輪が浮く。運良く仕事場の入り口は 降り坂。フォークの爪にエノキを載せて 少し上げては 下ろす。それをくり返しながら エノキは 仕事場の入り口に 納まった。 横たわるエノキを眺めて思う。むっちりとした重量感と充満感。ごつごつとしてざらざらとして なんと肉厚な表皮だろう。その皮肌は まさに象である。
 

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