2004/04/06
|
樫の木の伐採
|
この日は、風もなく 初夏を思わせるような暖かさでした。
樫の木の枝を 下の枝から順番に落としていきます。山側の枝は ロープもかけずそのまま下へ。谷側の枝は、ロープをかけて、丁寧に。なぜって、下には、家があるからです。
だいたい全部の枝を落とし終え、一番上の谷側の枝を落とす時のことです。枝にしっかりとロープを結んで(いつものように結んだつもりでした。)そのロープを幹の股に通し さて、枝を切り始めました。切り込みが枝の半分を超えると、枝全体が谷側に傾き始めます。さらに切り込んで「落ちた」と思った瞬間、枝がフワッと飛んだのです。「えっ?、何、何、」と思う間もなく 枝に結んだロープが まるで、生き物のように解けて 枝は 谷側のサワラの頭に覆い被さるように ひっかかりました。信じられないことですが ロープが蛇のようにスルスルと解けていったのです。
「もし、谷側のサワラに引っ掛からなかったら、」と思うと、ぞっとしました。しかし、落胆ばかりしていられません。引っ掛かった枝は 谷側のサワラごと倒しました。
実はこの日の失敗は これだけではありません。
ケヤキの枝を落としている時、切った枝に弾かれて 私が木から落ちてしまったり、倒した木が隣の木にひっかかってしまったり。幸い命に関わるような失敗ではありませんでしたが。いやはや、なんともお粗末な仕事ばかりです。
さて、私は、この失敗を どう生かしていくのでしょうか?。
次回、シマヅの枝打ち伐採現場。乞うご期待。
|
|
|
|
|
|
|