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2003/11/14

赤松927
ビー玉コロリン1号

 赤松の固まりに 穴を掘る。今日の穴には 脂壺が3つ。赤松927は しばらくこの作業が続く。と、思ったのに。
 
 私はどうして こうも気が多いのだろうか。同じ作業が続くと、すぐ他のことをしたくなる。
 しかし あまり堅苦しく考えず、同時進行でいろんな仕事をするのも いいではないかと 自分を慰めつつ、心の中で暖めておいたビー玉コロリンの制作を始めた。
 私が子供の頃。子供といっても、まだ小学生にあがる以前、祭りの屋台で 傾斜した3枚か4枚の板を 玉子の形をした玉が転がっていくオモチャを買ってもらった記憶がある。ビー玉コロリンは それと同じような物です。昔のオモチャは、落ちた玉を手で上に上げていましたが、私はそれをモーター仕掛けにしようと考えています。
 とりあえず、頭の中のイメージに沿って部品作りを始める。 仕事場に貯まった木の木っ端から、必要な部品を荒取りする。土台となる板に 角鑿盤で穴を空け、柱
を立て ビー玉が転がる坂道を組んでいく。
 

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