2003/09/26 |
ケヤキ425
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| 円筒の下の部分の芯もほぼ、８年分の年輪に沿って、彫りそろえました。 細かい部分をまだまだ彫らねばならないのですが、とりあえず イメージした形ができあがったので、しばらく 放っておきましょう。 さて、「赤松が虫に食われて使えそうになりそうだ。早く仕事場に入れて、赤松を使ってしまわなければ。」と、思ったのは いつのことだったでしょうか。 確か、そのときは、雪が降って仕事場に入れることができず、何ヶ月か後の春 やっと仕事場に入れました。しかし そのときは、ケヤキ131を作り始めていたために、すぐ 使い始められず、ケヤキ131に目処をつけたときは、ケヤキ425がまだ制作途中で やっぱり赤松に取りかかれないでいました。 しかし、やっと今日 赤松の一本目を まな板の上にのせました。 年輪を数えてみると、樹齢６０年から６５年ありました。６５年前といえば、1938年。２．２６事件や、廬溝橋事件が合った時代です。へえ〜、っと感慨にふけることができるのも、年輪を読む楽しさです。 |
