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2003/04/22

東京鑿鍛冶紀行・田口製作所

  鑿は 手で持つ部分の「柄」と その先の刃の部分の「頭」からできています。
 3月に取材した「長弘」の頭と 1週間前に出来上がった「小信」の頭にも柄を付けなければ、鑿として使用できません。そしてまた それらの鑿が 今回のテーマである「東京鑿」となるには、その柄も 東京の職人によって作られたものでなければなりません。しかし、東京で今でも柄を作ってくれるところが あるのでしょうか?。
 あるのです。
 東京でおそらく最後の1軒であろう 鑿の柄の制作と据え付けをしていらっしゃる田口挽物製作所へ 柄の据え付けに行って来ました。彫刻用の叩き鑿の柄は 6寸の長さの柄を据えるのが 一般的ですが、私が いつも使用している1尺の柄を作っていただきました。
 

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