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2003/03/26

イチョウの木伐採

 今日は自然破壊のボランティア。じゃなかった Mさんの手伝いで 国分寺の農家のイチョウを伐採します。世の中には、木を切るのは いけないことだと思っている人もいます。そのことは後で話すとして、今回は、本数が半端じゃありません。まるで林業です。
 農家が 苗木として植えたものが 成長しすぎて 木になってしまったのです。木が苗木である内は、その土地は畑だが、そこに植わっている木が大きくなりすぎると山林として扱われるそうである。そうなると、税金問題や 職業が農業なのか林業なのかの問題が出てきて、国分寺で林業は難しいのではないかということが 議論されたかされなかったかは知らないが、やはり畑に戻そうということで 今回の伐採ということになりました。そこに私がからんでくるからには、その木は彫刻に使えるほどの大木ということである。ところでどれぐらいの大きさを基準に 苗木と樹木を区別するのだろうか。チョッと国分寺市役所に聞いてみたい。
 とにかく 元々が畑で苗木として植えてあったのだから 半端な数じゃない。
 切り方は まず、木に登って5mぐらいの所にロープをかける。次に倒す方向に受け口を切り 倒す方向にロープを引っ張りながら 追い口を切っていき 木が倒れる。倒れた木は、枝を払い2mずつに玉切りしておく。今日はそれの繰り返し。
 畑と行っても 周りにはポツポツと住宅が建ち並んでいます。その畑は生活道路に面しているので そこを通る人がいろんなことを言います。
 まず第一に、「もったいない。」。その他「切ってどうするの?」「また住宅になっちゃうのかしら?」「紅葉が美しかったのに。」「なんできっちゃうのよ!」と怒る人もいます。とにかくそういうことを言ってくる人は「自然を守れ」とでも言いたげです。
 でも、ご安心を。畑ですから。何か植えても また直ぐ大きくなりますよ。
 

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