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2003/03/10

にわか空師、ケヤキの伐採

 空師、再び。
  以前空師となって 枝を落とし、木を伐採したのは、「ナリの木」の「大ケヤキの上で空師になる」の2000年3月ですから、3年ぶりの空師ということになります。その時のケヤキに比べたら 今回のケヤキは全く小さい木なのですが 久しぶりと言うこともあり、登ってみるとやはり足がすくみます。
 しかも 枝と枝の間に電線が走っていて、それに掛からないように
枝を落とさねばならない チョッと難しい中級編の仕事です。どのようにするかというと 電線に架かりそうな枝にロープを掛けて 一旦上に吊り上げつつ、他の方へ引っ張りながら落とします。下でロープを引っ張る人間と上で枝を切る人間が 呼吸を合わせながらの仕事になります。
 それなのに、私は独りよがりに 速く切ってしまって 下で引っ張るMさんに苦労をかけました。あまりに、うまくいかないので チェンソーを手鋸に持ち替えてやってみたら、今度はうまく枝を落とせました。3年前の時は 速く切ることが要求されたので、そのことが頭から抜けなかったのです。今回の伐採で 木や枝が切られるに連れ、ジワッと倒れ始めるのを確かめながら切る方法もあるということがわかりました。
 Mさん曰く、「そんな1回や2回で分かるもんじゃありません。何本も切って分かってくるのです。」
 「ごもっとも。」
 ところで 電線は切らずに済んだのですが 道ばたの街灯を壊してしまったのは、私です。ごめんなさい。
 

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