2002/07/17 |
雑木林の伐採木
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| １ヶ月ほど前のある日、見知らぬ人から一通のメールが届きました。 「雑木林に 伐採された木が横たわっています。よかったら、取りに来ませんか。」と。 こういうメールを私は、待ち続けていたのです。こういうメールをもらうために私はホームページを開設しているのです。とはいうものの、その木がどんな物か見てみないことには、返事のしようがありません。というわけで ２週間ほど前に下見に行きました。場所は日野市。クヌギやコナラ、ケヤキなんかが 斜面に切り倒されてそのまま放置してありました。ご丁寧にメールをくださったＨさんが ちゃんとその土地の所有者にそれらをもらうことの承諾もとっていただいています。後は、私の返事一つ。当然もらうでしょう。 今日はその伐採木を引き取りに行きました。とはいっても 私も薪屋じゃありません。全部もらいたいのは山々ですが、そうもいきません。そこでここは、ひとつ。コナラとクヌギには、涙をのんでもらって ケヤキを２ｔクレーントラックに４本、もって帰ることにしました。 ああ、返却時間を気にすることもなく 自分専用のクレーントラックに 積載オーバーになるくらい大きな丸太を山積みしてみたい。そんな日を夢見ながら わたしはケヤキをトラックに積み込んだ。 そして目的の木を積み込み終えた頃、コナラとクヌギの涙が 大粒の雨になって降り始めたのでした。 それにしても Ｈさん、ありがとうございました。 仕事場に帰ってきたら、雨も上がり、丸太を降ろし終えた後、またテーブルの脚のホゾを切りました。 |
