2002/05/08 |
クスノキのテーブル
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| 一般的には ５月の頭は黄金週間と決まっています。いくら私がいつも通り制作しようと思っていても、周りから黄金週間は押し寄せてきて 制作してばかりいられない状況になるのです。というわけで、私もバッチリ一週間 黄金に染まりました。 さて、１週間ぶりの仕事場。午前中、ナマズの右頭部側面を彫る。このナマズのモデルは羽村動物園のナマズであるが、そのナマズには右目が無い。右ひげも無い。無くても平気です。パソコンで画像を反転させれば右目右ひげの出来上がり。いやいや、そこまで画像に頼らなくても彫れるでしょ？。 さて、テーブルはひとまずおいて １４日からある画廊喫茶で作品を展示します。その為の作品台を用意しなければなりません。そこで今回は仕事場の入り口にシートを掛けたまま６年近く放置していたソロの木を使おうと その木を適当な長さに切って仕事場の中に入れました。 ソロは木肌が北山杉の化粧柱のように凸凹と入り組んでいるのが特徴です。本来は白木なのですが 長い間に黒く汚れてしまいました。しかも地面に触れていた部分は、シロアリが入ってボソボソに腐っています。 「ああ、こんな事になる前に テーブルの足にでも使っておけばよかったのに。」と思っても、それは毎度おなじみの後の祭り。まったく私は、使うためにではなく 腐らせるために 木を集めているようなものだ。 |
