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2002/02/13

樫の木の棚

 縦板と背板、それから棚板の耳の部分に鑿痕を着けていきます。鑿痕を着けることは、仕上げであり装飾であり表面処理です。
 10年前ならこんな事絶対にしなかった。それじゃあ、どうやって表面を仕上げたかというと、ペーパーがけでツルツルにして終わらせていた。どうしてそうしなくなったか。一つには、鑿になれてきたということもあるけれど、ディスクサンダでペーパーがけすると とにかく埃がすごい。埃というより木の粉である。粉まみれ埃まみれで仕事するのに疲れてしまったからです。
 それとやっぱり鑿痕を入れていくのは、単調な仕事ではあるが、おもしろい。

 
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