2002/01/16
|
樫の木の棚
|
午前中は、ストーブの「五徳」を作ります。昨年暮れに完成した薪ストーブの中の五徳が 火に焼かれてひん曲がって細くなって折れてぼろぼろで 薪を支えられなくなっています。「五徳」とは、ストーブの中で 薪が灰の中に埋もれてしまわないようにする物です。ガスコンロなどの鍋をのせる部品も五徳ですが 薪ストーブの中の五徳は、網状にしてあります。これがないと薪は、不完全燃焼して暖かくない上に 薪が完全に燃え切らず炭ばかり残ります。
さて、棚の立て板の一枚は、反りが激しくて、そのまま反りを取ると薄っぺらな板になってしまいます。そのためあらかじめ縦に2枚に分割してしまい 必要な厚みにしてから 接ぎ合わせることにしました。せっかく分割するのだからそれを波のような曲線で分割してデザインに取り込むことにします。この分割した面は、1cmほどの隙間をあけて接ぎ合わせるため 後でこの面に手を加えることができなくなる。そのため先にこの面だけノミ痕をつけておきます |
|
|
|
|
|
|