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2001/12/26

ドラム缶ストーブ

 部品となる鉄板が適当に切れたら、切り落としたフタに部品を溶接していきます。
 部品の部分は、2.3mmですが、ドラム缶は、1.6mmの厚みです。うかうかしていると、溶けてすぐ穴があいてしまいます。だから、鉄板とドラム缶の板を溶接するときは、ジルジルジルチョチョという感じで 溶棒が2.3mmの鉄板を溶かすときは、「ジルジルジル」という感じでちょっと時間をかけて 1.6mmのドラム缶の板を溶かすときは、「チョチョ」という感じでちょっとだけ溶かすようにする。それでもすぐに穴があいてしまいます。それで、電流をあまり流さないようにするのですが、そうすると今度は、スパークしなかったり、溶棒が鉄板にひっついてしまったりする。溶棒が鉄板にひっついて 引っ張ってもとれなくなるのが 何回か続くと、いらいらしてくる。溶棒をへし折ってしまいたくなるのです。
 その気持ちをぐっとこらえて、溶接していきます。
 

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