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2001/08/24

山桜010523

 普段、使うノミはだいたい1日に1回は研ぐ。木の硬さや使う頻度によっては、2回3回研ぐこともある。
 今日も仕事の途中で研ぎました。そしてノミを立て玄翁で叩きました。そしたら切れるのです。いつもと違って 玄翁をトンと打つとスパン(ティン、ピシュかもしれない)と切れる感じがしたのです。
 じゃあ、いつもは切れないのかというとそうではなくて 研いだ後はそれなりに切れ味はいいのだけれど、いつものいい切れ味だとそれに慣れてしまって 普通の切れ味としか感じなくなる。「絶世の美女と結婚しても ・・」の例え話と同じである。
 ところが今日は、トン、スパンと切れた。ほんの少し角度を変えて研いでみたのです。刃物の切れ味は、刃物の角度だけではなくて、木の硬さや質と合ったとき、トンスパンと行くのだけれど、最近そういったことを気にせず漫然と研いでいたのだけれど、今日、たまたまちょっと角度を変えてみたら、山桜とピタっと合ったようで トン、スパンだったのです。
 
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