手の肉刺が柔らかいときは、玄翁のことが気になってしょうがない。「玄翁の柄のこの部分が もう少し細いと持ちやすいのではないか?」などと 彫ることをそっちのけで玄翁の柄の形を直してみたくなる。 要するに、手がまだ馴染んでいないだけ。 さて、山桜は。 まだまだ、遠い道のりです。