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 私は 1週間の内の半分 アルバイトをしています。このアルバイトをしないと 私ども一家はおまんまの食い上げで、言ってみれば このアルバイトは我が家の生命線です。
 さてこのアルバイト。出勤する日は ほぼ曜日で決まっていますから 自然に生活サイクルも一週間単位になってきます。月曜日が来れば とにかくアルバイトに行き、次の日は、自分の制作に行き、またアルバイトに行き そして日曜日がきて 制作が忙しくなければ 日曜日は休んで また月曜日にアルバイトに行きと こんな毎日を過ごしています。
 ところで 日本にはいろんな祝日があります。私のアルバイトはカレンダー通り休みになるので アルバイトのある曜日が祝日になることもあれば そうでない日が祝日のこともある。どの祝日も 1年サイクルで回ってくるので 祝日はいろんな曜日に回ってきます。いや回っていたのです。つい2年前までは。平成12年から状況が変わりました。1月15日だった成人の日は、1月第2月曜日。10月10日だった体育の日は、10月第2月曜日と改められたのです。 
 何が言いたいかって?。祝日が全部月曜日になってしまったら アルバイトの日数が減り つまり私の収入が減ると言いたいのです。いや私だけではない。祝日が休みになる職場で月曜日にアルバイトをしている人すべての収入が減るのです。たかが2日とおっしゃるなかれ。来年からは、7月20日の海の日は7月第3月曜に、9月15日の敬老の日が9月第3月曜に改められるのです。「そうだとしても 4日減るだけじゃないか。」とおっしゃるなかれ。祝日は1年に14日あります。さっきの4日に加えて 振替休日があるはずですから、月曜日が祝日に当たる日数は、もっと多くなるはずです。これでは祝日が全部月曜になってしまいます。ひょっとして日本政府は 祝日の月曜日化を進めているのでしょうか。後3年もすれば 1月1日の元旦と11月3日の文化の日は、それぞれの月の第1月曜に。そして、いずれは 3月の春分の日も9月の秋分の日も第4月曜日あたりに組み込まれてしまうのでしょうか。さらには、学校隔週週休3日制などと言い始め それを足がかりに 月曜の完全休日化を実施してしまうことも十分考えられます。その頃には、カレンダーの土曜日は全部赤文字で印刷され、それに代わって月曜日が青く印刷されるようになっているかもしれません。
 それにしても なぜこんなに3連休が必要なのでしょうか。3連休になれば 一泊や2泊の旅行が増えたり 旅行とまではいかないまでもショッピングや近場のレジャー施設へ出かける人が増え その経済効果が期待されるということなのでしょうか。
 でも一昔前と違い 今はリストラで会社を解雇される人が続出し、失業率が5%を越えている時代です。例え今働き口がある人でも 3日も仕事を休むと 自分の机が無くなるんじゃないかと心配で おちおち休んでいられないだろうし、まして失業中の人にとっては、休みもへったくれもないだろうし。安い外国の労働力に押されて 製造業で働く人がどんどんと減り サービス業で働く人が多くなっている現状では 3連休を当て込んで 旅行に行く人よりも 旅行に来てもらいたい人の方が多くなって カレンダー通りに休む人が人工の半分もいないのではないかと 余計なことまで心配してしまいます。
 けれど 私の心配をよそに ラジオの道路情報は行楽帰りの車で高速道路が渋滞していると言っているし、ライオンズはちゃんと3連休の直前に優勝し、西武デパートは、優勝バーゲン目当てのお客さんでごった返している。不況だデフレだリストラだと騒いでいても やはり95%の人が職についているだけのことはあって 世の中の皆さんはちゃんとお出かけし、お金を使って経済効果に一役買っていらっしゃるようです。
 祝日も平日もあまり関係なく暮らしているはずの私ですが、9月のカレンダーに2週続けて赤文字が並んでいると つい余計なことを心配して 自分の食い扶持が減ってしまうのではないかと憂鬱な気分になってしまったのでした。 
  

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